英語の必要性、その4。
投資銀行ではどのくらい英語がつかわれているのか?詳しく触れてみたいと思います。
前提として、投資銀行は国境を超えた金融マーケットを相手にしているので
英語が使えないと話にならないです。
社内メールは英語が基本(日本人同士でも)、
ニューヨーク、ロンドンに電話をかけることもありますし社内にも外人は多い。
ただ、英語を頻繁に使う部署と使わない部署があります。
英語を使う順に並べてみると以下の通り。
←TOEIC900------------------------TOEIC700→
オペレーション>IT>マーケット>IBD
<バックオフィスについて>
バックオフィスであるオペレーションとITはべらぼうに英語力を必要とします。
オペレーションは本社との連絡、クライアントとの連絡等
英語を使う機会が非常に多い。
ITは本部がインドやシンガポール、ニューヨークなどにあるため
英語での交渉力が必須となります。
また、コンピューターは英語基準で動いているので、エラーもすべて英語。
英語に慣れてないとだいぶキツイ。
必然的にバックオフィス内定者は帰国子女で固められます。
TOEIC900は常識。選考でも英語のGDがあったりします。
純ジャパの友人がいるのですが、GDで一言もしゃべれず
帰国にやりこめられてました。
学歴としては、上智>ICU=早稲田>青山=慶應あたりではないでしょうか。
人数順に並べてみました。
とにかくバックを目指すならば、英語ができなくてはオハナシになりませぬ。
<フロントオフィス>
トレーダー、セールス、マーケター、IBD。
英語使用頻度は対象となるクライアント、マーケットによりけりです。
相手にするのが日本の事業法人だけなら、日本語オンリーで問題ないわけですが…
英語ができることにこしたことはありません。
IBDはそこまで英語を必要としません。
クロスボーダー案件、上司が外人、NY、ロンドンとの連絡のときくらいです。
ただ、昇進すると電話会議、海外出張などが増えるので
「英語ができない=クビ」となるでしょう。
これはマーケットでも同じことが言えると思います。
フロントの学歴は東大、京大、慶應、早稲田、東工大など。
IBサイドになると東大京大比率が跳ね上がります。
では、こういった実情がある中で
就活生の英語力をどのようにチェックしていくのか?
次回は英語面接に触れてみたいと思います。
ギリギリです…どうかランキングよろしくお願いします
学生ランキングもぽちっ
フロントオフィスとバックオフィスでずいぶん雰囲気が違っていたのはそういうことだったのですね。
特に,ITの社員は英語の必要性をかなり強調していたし,業務部の社員は「東大」的な雰囲気が感じられなかった。
夏にインターンに参加した某外資証券では日本人同士のメールは普通に日本語でしたよ。
もちろんCCに1人でも外国人が英語でしたが。
×外国人が英語でしたが。
○外国人がいれば英語でしたが。
です。
コメントありがとうございます。
4日ってことはフロント、バックすべてに参加したわけですか?
業務部はまったりしてますよね。
>匿名さん
コメントありがとうございます。
会社名は出せませんが、何社かで働いた例と社員に聞いた例をあわせています。
どっちがベーシックといえば、英語とみなさんおっしゃられていたので、そうエントリーさせていただきました。