2005年10月27日

投資銀行について その4〜IBDアナリスト

ランキング(´∀`∩

昨日のエントリーでは、投資銀行部門の意義や目的について
語ってみました。
今回のエントリーでは、具体的仕事内容、環境について
突き詰めてみたいと思います。

  

まず始めに、投資銀行部門の役職をみてみましょう。
上から順に並べると、
マネージングディレクター>ディレクター>ヴァイスプレジデント>アソシエイト>アナリスト
MD>D>VP>アソ>穴と略す)
となっております。

新卒入社は穴、MBA入社はアソから。ヘッドハンティング中途入社は実績次第。
日系風にいうとMDが役員、Dが部長、VPが課長、アソが係長、穴が平
みたいなものでしょう。

それぞれなにをしているのでしょうか?
おおまかに言うと以下の通りです。

案件入手〜MD、D---接待、営業

戦略立案〜D、VP---プレゼン

形式化 〜アソ、穴---資料制作、調査


Dが仕事を持ってきて、VPがアイデアを出して、穴アソが形にするといったイメージで
大体はOKだと思います。

アソ、穴の作る資料とはいったい何でしょうか?そもそもIBDはクライアント企業の価値最大化が目的。
そのために、M&A、資金調達を含む財務戦略アドバイザリーや
実行支援をするわけです。
ここで必要となってくるのが、ピッチブックと呼ばれるアドバイス(提案)資料。
パワーポイントで作られていて、とても分厚い。

このピッチブックにはクライアント、マーケット、競合の状況分析、具体的提案、
投資銀行の実績
などが主に含まれます。
しかも見栄えを非常に重視するので、パワポの文字の大きさ、グラフの色づかいなど
細かいことまでほぼ決められています。

新卒入社後はひたすらこの資料を作っていきます。
仕事は常にふってくるので(コンサルのように抱える案件に制限はないので)
鬼高度な処理能力が必須となります。
当日MTの資料作成を、朝に上司から言い渡されることも珍しくありません。

とにかく、エクセル、パワポ、情報収集に追われる毎日です。
仕事量が半端ないので、普通にこなしているだけでは絶対終わりません。
定時なんぞありませんが、9時〜2時がノーマルです。
0時に帰れると早いなと思うくらいです。
平均睡眠時間は2〜4時間。
一週間で10時間も寝てない人なんてざらにいます。
プライベート?欲しいならIBはあ り え な い !

これがIB=奴隷と呼ばれるゆえんです。
もちろんその激しい労働と引き換えにさまざまな能力がつきます。
超忍耐力、非常に高度な処理能力、企業価値評価能力、マーケット分析能力
成長スピードは極めて速い。
もちろん報酬も日系に比べれば抜群。

とりあえず実態が知りたければ、以下の本を読みましょう。
業界の人、IB目指して就活する人は一回は読む必須本です。
面接でも「読んだことある?」って聞かれます。

ウォールストリート投資銀行残酷日記―サルになれなかった僕たち

著者は今はなき投資銀行DLJの元バンカー。舞台はウォール街です。
仕事のえぐさが数々のアメリカンジョークを交えて展開されます。
読み物としてもとても面白い。名作です。
この業界目指さない人でも、「ライブドアの件で頑張ってたリーマンの中の人の大変さ」
が間接的に実感できると思います。

これは翻訳本。英語版はこちら。
Monkey Business: Swinging Through the Wall Street Jungle
英語力もついて一石二鳥です。
俗語だらけなので、帰国の方、英語力つけたい方はこっちを読んでみたらいいと思います。

夢達成なるか。ランキングよろしくお願いします

学生ランキングもぽちッ
posted by おにぎり(´∀`∩ at 10:44| Comment(3) | TrackBack(0) | 企業分析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
カニーのウィンタージョブの筆記試験対策ってSPIでは不十分でしょうか?
お願いします。
Posted by かに at 2005年10月27日 17:39
>かにさん

コメントありがとうございます。
こちらを見てください。
http://naitei.seesaa.net/article/6881278.html

記事と関係ない質問は
プロフィールのところにあるフォームからして頂けると幸いです。
Posted by おにぎり(´∀`∩ at 2005年10月28日 12:03
すみません。
ありがとうございました。
Posted by かに at 2005年10月30日 01:56

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