さて、ボスコン、カーニーの筆記も近いことですが、
勉強は進んでいるでしょうか??
両社ともウインター筆記落ちなら、スプリングで
敗者復活ができますので、ご心配なく。
ただ、11月以降になると面接などが忙しく
筆記勉強をする暇がなくなってしまうので、
やっておくなら今かと思います。
そしてなんとか筆記を通過すると、厳しい面接が待っています。
どういった面接なのでしょうか?
面接官が知りたいことは
1 コンサルの適性があるか
2 コンサルの才能があるかの二点です。
1は志望動機、自己PRで知ることができます。
2は「質問に対する切り返し」と「ケース面接」にて測られることになります。
後者はクイズがメインになります。
コンサルに必要な能力の一つである
論理的構想力を効果的に測ることができるらしい…
では、どんなクイズが出るのか?
以下のとおりです。
「日本にライターは何本あるか?」
「日本に電柱の数は何本あるか?」
「日本にガソリンスタンドは何件あるか?」
「日本の清涼飲料業界の市場規模は?」
「ボーダーフォンの売り上げを二倍にするには?」
クイズは大きく
1 現状把握系
2 問題解決系に分けられます。
2の問題解決系はグループディスカッションにもよく出されるお題です。
1は一対一の面接で出題されます。
いずれにも対応できる柔軟なアタマがなければ、簡単に弾かれてしまいます。
ではどうやったら鍛えられるのか?
電柱の数について考えて見ましょう。
あてずっぽうで答えたり、知ってて答えたりするのはいけません。
既知の数字から計算式を組み立てることが求められます。
正解が必要なわけではありませんから。
たとえば、電柱一つが二つの家庭に電気を配信すると仮定します。
すると、日本の人口は1.2億人
世帯人数は約4人
よって世帯数は3000万
これを2でわると1500万個、これが電柱の本数になります。
単純化しすぎてますが、プロセスとしてはこういった形です。
こういった考え方を鍛えるためには、以下の本を読むといいと思います。
まず、1の現状把握系ケースが多く掲載されている本です。
ちゃんと考え方も載っています。
ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?
特に「世界のピアノ調律師数」についての解説は圧巻です。
2の問題解決系に関しては、問題構造化の手法が重要になっていきます。
これをコンサルの仕事と絡ませて、多彩な例示と共に語ってくれるのが以下の本です。
ロジカル・プレゼンテーション―自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」
コンサル塾主宰者が書いています。
とても分かりやすくて、仕事のイメージ、手法がすんなり頭に入ってくる良書です。
あとはロジカルシンキングでエントリーした本なども交えて、
実践あるのみです!
暇な戦コン内定者や社会人(めったにつかまらない)をつかまえて、ケース演習を
やってもらいましょう。
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