めっきり寒くなってきましたね。
隔日更新になってしまって申し訳ないです。
最近、メールでジョブ通過のお知らせがくるようになりました。
そろそろ、ウインタージョブシーズンですね。
全く通らなかった!やばいと思っている人でも、この経験は無にならないので
なにがダメだったのか反省し、来年に備えましょう。
まだまだ、コンサル、投資銀行ともに選考はいっぱいありますから。
一方のジョブ通過者も油断できません。
これから3倍以上の選考となるので、3人に2人は落ちる計算です。
では、どう対処すればいいのか?
投資銀行部門編、投資銀行マーケット編、コンサル編分けてお送りします。
今回は投資銀行部門編です。
まず基本として殆どの投資銀行でジョブはあります。
プレゼン能力、チームワーク力、吸収力などさまざまな力を試されます。
そして、通過するか否かを決められてしまうワケです。
なので、まず前提として「毎時間面接されている」ことを意識し、
一定の緊張を保ちましょう。
ジョブ内容は大きく分けて3つあります。
第1に、講義。
バックグラウンドのない人のために、ゼロベースで金融知識を教授してくれます。
しかし、教え方の上手下手は人によりけり。
詰まらないと思っても寝てはいけません。
すべて社員によりチェックされています。
投資銀行では眠気に耐える能力も立派な資質なのです。
しかし講義を聞いてすぐ応用できる回転の速さがあればいいのですが、
多くはそうではありません。
やはりもともと金融知識がある人やシェア参加者には叶いません。
自前で知識吸収しておく必要性があります。
また、投資銀行によってはすべての部門を見せてくれるところもあります。
このときは社員に直接話を伺うことになります。
いわばジョブローテーションというものです。
第2に、ケーススタディ。
M&A対象、財務アドバイス、バリュエーションなどをチームで導出し、
プレゼンをするという一連の流れをいいます。
たとえば、「楽天がTBSを買収するとどんなシナジーがあるか?」
「TBSはいくらするか?」「買収したあとのリスクは?」
「楽天が次にM&Aすべき対象は?」などを考えて
エクセル、パワポを用いてまとめ、社員の前でプレゼンします。
社会、経済に対して敏感にアンテナを張っていないとついていけなくなります。
講義で得た知識や考え方も生かしつつ、メンバー各々の資質も考えつつ進めていかないと
3日〜7日あるとはいえすぐ時間はなくなります。
チームワーク力が試されるわけです。
シェア参加者はあそこで実際やっていることとほぼ同様と考えてください。
第3に面接。
社員と何人も会うところもあれば、1人のところもあります。
適性を見ているので対策は難しいですが、抑えておいた方がいいのは
「志望動機」「自信」という二つのキーワードです。
「奴隷のようなハードワークに耐え、バリューを出せるのか」
それをチェックするため、動機の強さと自信のあるなしを見るわけでます。
これらは言った内容うんぬんもそうですが、態度や言葉遣いにも表れるので
注意してください。
では、ケーススタディを効率よく進めるため、どのような前提知識があると
いいでしょうか。
アカウンティングとファイナンスです。
特にその中でもバリュエーションという概念があり、それを主に用います。
まず、この本。
M&A成長の戦略
著者は元GS、IBのヘッド。とても分かりやすくM&Aの流れを書いています。
どんな知識が必要か手にとるように分かります。
次にこれ。DCF分析、比較分析、そして時価の概念等を
噛み砕いて解説してくれている良書です。これも外資系バンカーが書いている本のはず。
MBAバリュエーション
これは専門的すぎかもしれません。しかし実務の流れが非常に良く分かりました。
M&Aのグローバル実務―プロセス重視の企業買収・売却のすすめ方
財務諸表の見方程度は分かっておいたほうがいいということで、
[新版] MBAアカウンティング
始めのほうだけちょろっと読んでおけば、バッチリかと。
なんだかんだ言ってすごく使えるのがシェアのテキスト。
非売品ですが、以上にあげた本をうまくまとめてくれてるので
参加者にコピらせてもらいましょう。
上がったり下がったり。どうかランキングよろしくお願いします
学生ランキングもぽちっ
申込はメールにて受け付けますので、参加を希望される方は12月12日(月)までに、下記のメールアドレス宛お申し込みください。
会場の都合により先着50名まで、とさせていただきますので、申込はお早めにお願いいたします。
実施日: 2005年12月16日(金) 18:00-20:00
会 場: ウェスティン都ホテル京都 2F 「山城の間」
対 象: 2007年3月卒業見込みの京都大学各学部・大学院在籍者
募集人員: 50名(先着順にて受付、定員になり次第締め切ります)
応募方法: メールのタイトルを『京都大学懇親会 参加申し込み』とし、本文中に@氏名 A学部・学科 B住所 CEメールアドレス D電話番号を書き、2007.Tkcampus@morganstanley.com 宛お送りください。
受付締切日: 2005年12月12日(月)
<注>
* 当「懇親会」は選考プロセスとして行うものではありませんので、当社の2007年度新卒者採用選考にエントリーしている、していないを問わず参加可能です。
* 当社の選考プロセスは会社説明会から開始となり、会社説明会の参加が必須となりますので、関心をお持ちの方はぜひホームページよりオンラインエントリーを行ってください。(会社説明会参加申込、受付中)
* すでに今月東京で開かれる会社説明会に参加予定の方も、当懇親会には参加可能です。ぜひこの機会を利用し、当社ならびに当社のビジネスについて理解を深めていただければ幸いです。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
モルガン・スタンレー証券会社
人事部新卒者採用担当
Recruit.Japan@morganstanley.com